バンコクアジアオフ日記

5月26日(第3日目)

3日目。いよいよ最終日。2泊3日なんてあっという間だ。楽しい時間は矢のよう

に過ぎて行く。修学旅行気分の夜中のボソボソ話ももう今夜はできない。さて、今

日は最後のバンコク!買物へ繰り出そう、その前に腹ごなしというわけで、えりち

ゃんのお父上お薦めのそごうレストランへ、行く事にした。実は私はたかをくくって

いた。だって、結局はデパートの食堂じゃないの?って。ジャカルタにもそごうは

あるし・・・ってな感じで、悪いけど全然期待してなかったのだ。(ごめんなさい>え

りちゃんのお父様) ところがである!目の前に来たランチを見た途端!こんなの

見たことないよ〜!とめちゃくちゃ驚いてしまった。


見よ!これぞ日本料理!


天ぷらもお寿司もどれもみんな美味しいの。タイに住んでいる日本人はいいな〜

とまた羨ましく思った出来事だった。タイに住んでいる日本人も、たぶん毎日はこ

ういう食事をしているわけではないと思うんだけどね。お腹いっぱいになって最後

のお買物へ繰り出した。買物に行く途中で見かけた屋台・・・インドネシアでも見

かける風景だけど、なぜかタイの屋台は少しこぎれいに見えるのはなぜだろう。

たぶん、働いている人が若い女性だからかもしれない。インドネシアはこういう野

外で若い女性が働いていることはまずない。屋内のレストランならウェイトレスさ

んもいるけれど。こういうところでも文化とか宗教の違いなんかを感じてしまう。こ

ぎれいだからと、安心してはいけないらしい。お腹壊すって。(笑)


食べ物の屋台 お供え物の屋台


私は自分用にポロシャツを買ったので、あとは家族と使用人へのお土産を買うだ

け。時間があれば空港の、免税店で香水を買おうと思っているから。だが、このお

土産という物はいつも悩ましてくれる。それが例え毎日一緒に暮らしてる家族でさ

え悩むのであるから、メイドちゃんや運転手くんにはもっと悩む。だから、適当に買

った。(笑)えりちゃんが連れて行ってくれたこのお土産物をたくさん扱っているゲイ

ソン・プラザは、値切れるのがうれしかった。と、いうものの、値段交渉はおっこち

ゃんに全てお任せ。(笑)なんだろう・・・この3人でいると、私は一番年下の妹のよう

な気分になってくる。年齢的には真中なんだけど。そういうキャラなのかなぁ・・・

などと、値切っているおっこちゃんの隣で、ふと思っていた。


ゲイソン・プラザ


そこからゲイソン・プラザから歩いてワールドトレードセンターへ行った。そこでまた

お土産用のTシャツなどを物色していたら、日本人の男性2人が「すいません、こ

れって子供用ですか?」と聞いてきた。いきなり話し掛けられたので驚いたのだが

「これは大人の女性用です」と答えると、「じゃあ子供用の洋服ってどこに売ってま

すか?」と言うので「伊勢丹の中に子供服売り場があると思いますけど」と言った。

するとその2人組は「伊勢丹ってどこにあるんですか?」と言うではないか・・・私は

ちょっと呆れてしまった。だってそのワールドトレードセンターの中に伊勢丹がある

ことも知らず、しかも今いる場所のすぐそばにその伊勢丹はあるのに。旅行客か、

出張者かなんだかわからないけど、甘えすぎだ!それぐらい自分で調べろ!こう

いう人たちが言い値でそのまま買ったりするから、日本人だと思ってふっかけて

くるんじゃないの。(←偏見だらけ)私たちも伊勢丹で買物をする予定だったので、

その後すぐに行った。そしてえりちゃんお薦めのバンコクでしか買えないTシャツを

買った!それはこれ!


首長族のTシャツ!


どう?かわいいでしょ?他にもタイの3輪タクシー「トゥクトゥク」のイラストや、屋台

のイラスト等、タイらしいイラストをモチーフにしてあって、どれもカワイイのだ。マジ

でこれはここでしか買えない!みんなそれぞれ買いたい物も買い、えりちゃんの

アパートへ帰る途中、ワールドトレードセンターの側にあった仏舎利(?)の前で

記念撮影をした。


これの前で記念撮影!


えりちゃんのアパートに戻って買った物を全部詰めた。まさか荷物が増えるなんて

想像もしてなかったので、小さめのスーツケースで来たので、蓋が閉まらなくてち

ょっと焦った。そして、えりちゃんちの飼い猫の「姫にゃん」とナミダの別れをして、

えりちゃんの運転する車で空港へと向かった。おっこちゃんの乗ってきた飛行機

がターミナル1だったので、自分もそうだと思っていたが、違っていた。チェックイン

の手続きをえりちゃんに手伝ってもらって、無事終えた。私の飛行機は5時発だっ

たため先に出国することにした。出国ゲートでえりちゃんとおっこちゃんとで、また

いつかどこかで会える日を誓って別れた。私はけっこう、泣き虫なのでこういう場面

で泣いてしまうんじゃないかと思っていた。・・・・・・が!今回は笑顔で「ありがとう、

またね」が言えた。たぶん、また、きっといつか会えると思っているからかもしれな

い。

出国手続きをして私は
よっしゃ〜!と意気込んで免税店へ入っていった。とりあえ

ず、ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港で試して気に入って、ディオールのアイラブデ

ィオールを即買いした。だって、日本未発売、しかもインドネシア未発売なのよ。

買わなきゃ。そして違う免税店に行ってブルガリも買った。なんで海外に出ると気

が大きくなって、こういう高い買物をしちゃうんだろう?今、買わなきゃ損しちゃう!

と脳みそのどこがから信号を出しているような感じ・・・それでもまだバーツが少し

残っていたので、あんず用に小さなぬいぐるみを1個買った。バーツを持って帰って

も、両替してくれるかどうか不安だったから全部使おうと思ったが、それでも少し

残ってしまった。


ブルガリとディオール タイのバーツ紙幣


前回、タイからインドネシアに戻った時はタイ国際航空の直行便だったせいか、搭

乗口が違う所だった。前回もスカルノ・ハッタとは比べ物にならないくらいキレイな

空港だと感動していたけど、今回のターミナル2はもっとキレイでまた驚いていた。

海外のキレイな空港を見るといつもなんでインドネシアは!とムカついてしまう。

というのも、どうやらインドネシアのスカルノ・ハッタ空港とシンガポールのチャンギ

空港は同じくらいの建築費用がかかっていると聞いた。それなのに、あれだけの

物しかできていないインドネシア。人件費が明らかにシンガポールより安いのに。

誰かがその建築費用を着服しているとしか思えない・・・不確かな情報だけどね。

ただ空港の一部が停電して、エアコンが効いていないあたり、やっぱり東南アジ

ジアだなと思ってしまった。


こんなにキレイなドン・ムアン空港


だけど、なんでもかんでもインドネシアと比べてしまうのは悪いくせだ。バンコク発

シンガポール行きのSQ879便は少し遅れているようだった。けれども、15分くら

いの遅れで気になる時間でもなかった。私が自分の席に行くと、なぜかもう既に

中国系の中年夫婦が座っているので、近くにいた乗務員に「私の席に人が座って

いる」と言うと、乗務員はチケットを確認してその夫婦のだんなさんのほうに話し掛

けた。やっぱりその夫婦が間違っていたのだが、ムカつくことに謝りもしない!間

違ってるのはあんたたちだよ!なんで逆ギレすんだよ・・・私は始終不機嫌だった。

せっかくの1人の空の旅を楽しもうと思ってるのに。しかもこのSQの乗務員は「ビ

ールください」というと露骨に嫌な顔をする。SQサイテー。嫌い。もう乗りたくない

・・・って気分だった。

チャンギ空港に着いたら、ジャカルタ行きSQ166便の乗り継ぎするため、搭乗口

を示す案内モニターを探した。私は他のお客の一緒に到着ロビー近くまで来てい

て、慌てて戻った。何度かこのチャンギ空港で乗り継ぎをしているが、落ち着いて

のんびりできたためしがない。いつも時間ギリギリだ。


チャンギ空港の乗り継ぎ通路 SQ166便機内


乗務員がインドネシア語で機内アナウンスをしてやっと、ああ、ついに戻るんだと

実感した。今回は2泊3日という慌しい旅だったが、本当に楽しい旅だった。また

行きたいと思っていたタイへ、会いたいと思っている人たちに会いに行く旅。美味

しい物をいっぱい食べて、楽しい買物がいっぱいできて、本当に内容の濃い充実

した3日間だった。素敵な仲間達と、またいつか再会できる日を夢見て。

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