日本一時帰国日記

金沢編

美容師をしている友人が金沢にいるので、髪をきってもらいに行く事にした。金沢

までは車で大体1時間弱で行ける。高速道路を運転するのは久しぶりだったのだ

が、いつものジャカルタの渋滞で、ストレスがたまっている私は快調にすっ飛ばし

て行った。とは言うものの、車を1時間、しかも高速道路を運転するのは非常に疲

れるので、途中の不動寺PAで休憩した。日本の高速道路ののサービスエリアっ

てきれいだ。しかも当たり前だけど、高速道路を歩いている人がいない。それは

一体どこの国だ?(笑)とりあえず、トイレに行き、飲み物でも買うつもりだったけど

ちょうど12時だったので、お昼ご飯をそこで食べる事にした。その日はお盆休み

明けの月曜日で、お仕事をしている人に混じって、夏休み中の母子二人連れは

けっこう目立っていた。


SAのラーメン お土産


食べ終わると一路、金沢へれっつらご〜。金沢東インターで降り、高速料金を支払

い、一旦国道へ合流してから、市街地へ向かう所で左折。私が知っている金沢の

有名な場所、地名は「香林坊」と「片町」だった。前日に地図で見て、お友達の店

は把握済みだったので迷うことなくその近くまで行けた。夏休み中ということもあっ

て、街中の道は渋滞していた。けれども渋滞していたからこそ、偶然止まった場所

で、こんな写真が撮れた。ちなみに運転席から撮った。


亀田六神丸本舗


そしてちょうどその先に、私の知っている「香林坊」の矢印が見えて来た。香林坊

というところにはデパートやファッションビルがあって金沢の商業の中心地といった

ところだ。(さて「香林坊」はなんと読むでしょうか?(笑))私がいつも金沢に行く時

は大体、この香林坊周辺。いつも車を停める駐車場もだいたい一緒だが、今回行

くところはちょっと違うので、ここには停めず香林坊の交差点を通って片町の交差

点まで行く。この辺りも車が渋滞していたので、↓のような写真を、撮影。助手席

にいるあんずに「ママ!信号!変わった!」と言われて慌てて発進させる。(笑)


運転席から撮影(危険)


それにしても、金沢は人が多い。さすが北陸第1の都市だ。そりゃ、東京や大阪に

比べるとそうでもないだろうけど。観光客が多いっていうのが、発展の理由なのか

なぁ。兼六園や卯辰山なんて小学校の遠足で何度も行ったもん。そんなこんなで

目的地近くの駐車場に車を止めて、歩いて、美容院まで向かう。途中で、「近くま

で来ましたから、詳しい場所を教えてください」とお店に電話をする。電話で教えて

もらったとおりに歩く途中、その辺りの写真も一応記念に撮る。


竪町辺り こんな感じ


この辺りは若い人が多くて、「そっか〜最近はこういうのが流行ってるのね」などと

観察しつつ歩く。しかも手にはデジカメを持ってあちこちでパシャパシャ撮ってるん

だから怪しかったかも。(笑)友達のお店はそこから迷うことなく行けた。本当は私だ

だけ切ってもらうはずだったが、お店に着いた途端、あんずが「あたしも切ってもら

う〜」とごね始める。「時間がないからママだけね」と言うが「じゃああたしはなんの

ためにここまで連れて来られたの?」と反論され、言い返せなくなる。(笑)けれども

無理矢理、わがままをねじ伏せて(笑)私だけカットしてもらった。本当にいい感じに

仕上げてもらえて、嬉しかった。その友達はこのHPも見てくれているようなので、

ここでお礼を言わせてもらいます。どうもありがとう〜ヾ(@^▽^@)ノ

そして頭と心を軽くした私はなぜか無性にスターバックスへ行きたくなり、最近で

きたという香林坊店へ行った。ここでは金沢店にしかないという、マグカップを買っ

て帰って来た。別にスタバマニアではないんだけど、そこでしか買えないと聞くとつ

い・・・(笑)


オレンジジュースは子供用 変な模様のマグカップ


しかしスゴイデザインだなぁ、このマグカップ。一応、ジャカルタにも持ってきたけど

あんまり使いたくない柄だわ。(←だったら買うなよ)スタバで一休みした後、武家

屋敷を見に行った。その武家屋敷があるところへ行く途中の道は、土塀と石畳が

続き、古い街並みが残っている。辺りの屋敷は、とても古いが一般の家なので、

なるべく静かにしてほしいとの注意書きがあった。こういう所に住んでいるとプライ

バシーとかを守るのは大変だろうなぁと感心してしまった。けれどもさっきのスター

バックスから歩いてわずか2分でこういう街並みが残っているなんて、金沢って不

思議な街だ。新しい物と古い物が共存しているという感じ。


長町武家屋敷界隈



この石畳の道を歩いていくと大野庄用水という川にかかる長町ニの橋に出る。そ

の橋を渡り左に進むと武家屋敷跡野村家が見えてくる。野村家は十二代続いた

禄高千ニ百石の前田利家の重臣だった家らしい。詳しくは
ここを見てね。NHKの

大河ドラマはジャカルタでは時差の関係で、日曜の夕方6時から放送しているの

だが、その時間帯、あまり家にいないのでほとんど見れていない。それでも最初

は「トレンディー大河ドラマ」などと呼ばれていたのもあって、そこそこ見ていた。自

分の知っている場所が出たりするからだろうか。話がそれたが、その野村家は明

治時代に取り壊されたらしい。現在公開されている建物は、豪商久保彦兵衛の屋

敷らしい。つまり場所だけが屋敷跡というわけだ。


武家屋敷跡野村家


とは言うものの、屋敷の内部は大方こういう造りなのだろうと思われる。総檜の格

天井、銅板張りの床、狩野派の山水画。庭には灯篭や池があり、二階には茶室

があった。その茶室へ登る通路石でできた階段で、人が歩いてその角がなくなり

滑りやすくなっていた。庭の縁側に座って、蝉時雨を聞いていると、なんだか懐か

しい気分にさえなってくるから不思議だ。


武家屋敷の庭


武家屋敷を出たあと、大野庄用水のせせらぎを聞きながら歩いてさっき来た通りを

戻って、駐車場へと戻った。時間があれば、石川門や、ひがし茶屋街などへも行

きたかった。けれどもそれは次回の一時帰国までのお楽しみにしておこう。一度に

全部行ったら、楽しみがなくなってしまう。できれば次に訪れる時は、子供抜きで

行きたいなぁ・・・なんて言ったらあんずに怒られるかな?(笑)

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