シンガポール旅行日記

第1日目(12月9日)

シンガポールはジャカルタから飛行機で1時間半。今回はシンガポールでビザの

更新をするために行ったので、観光気分はあまりなかった。それに、娘の体調が

悪かったのでそれどころではなかった。それなのに、ジャカルタのスカルノ・ハッタ

空港のデューティーフリーショップを見て喜んでしまった。だって、ジャカルタ市内

にはデューティーフリーショップなんてないんだもん。インドネシアの民芸品も売ら

れていて、しつこく売り込む店員さんに市内のデパートで買ったほうが安いわよと

言ったらイヤな顔をされてしまった・・・(笑)

飛行機内はガラガラ、そして冷房が効きすぎていてかなり寒かった。暑がりの私

が寒いと思うのだから、かなり強烈に冷房が効いているということ。すぐにパーサ

ーに「ブランケットを貸してください」と頼んだ。でもブランケットを借りているのは、

私と私の娘だけ。「みんな寒くないの?」と不思議だった。SQの座席には前の座

席のヘッドレストにディスプレイがあって、1人1人が好きなプログラムを楽しむこ

とがでできる!これがいい!しかもファーストクラスだけでなくエコノミークラスにも

あるのだ。SQはこれがいい。某旅客会社も見習って欲しい。(笑)

シンガポールのチャンギ空港に到着してすぐ空港内のトイレに行った。トイレの中

がすごくきれいで明るいことに驚いた。そしてジャカルタでは見たことがないもの

があった。それは赤ちゃんのオムツ替え用シート。日本では見慣れた物でも見た

のは半年振りだった。トイレを出て構内を見回すと、空港内がどこまでも明るいの

だ。きっと電力の供給が安定しているんだなと感心した。そしてムービンウォーク

はちゃんと動いていた。ちなみにインドネシアのは動いていない時がある。決して

節電のためではない。


ムービングウォーク 到着ロビー


到着ロビーに行き入国手続きを行い、バッゲージに預けたスーツケースを受け取

った。ジャカルタの空港には勝手に荷物持っていってチップを頂戴というポーター

さんがいる。それは一応空港職員らしいのだが、そのチップが少ないとと文句を言

う人もいるくらいで、そういうポーターさんに捕まらないようにいつも注意しているの

だが、シンガポールの空港には当たり前だがそういう人がいない。とにかくなんで

もジャカルタと比較してしまう自分がいて、自分は一体何人なんだ?と思ってしま

った。ホテルまでリムジンバスがあるらしいのだが、既に出発した直後だったので

タクシーで行く事になった。「どのタクシーに乗っても安全だよ」とジャカルタの友達

に聞いていたけど、その通りだった。ジャカルタでタクシーに乗る時はタクシーの

運転手さんの顔を見て、ぼったくりそうな顔かどうかよく見極めなければならない

のだが、シンガポールのタクシーの運転手さんはそんなことをする必要もないらし

い。私たちが乗ったタクシーの運転手さんは人相が悪かったけど親切だったし、車

内は清潔だし、ドアもちゃんと閉まるし、エンジンから変な音がしない。つまりジャ

カルタのタクシーはその反対で、車内は汚いし臭いし、ドアも走っている最中にド

アが落ちるんじゃないか?って思うくらいガタガタいいながら走るし、エンジンも走

っている最中に火を噴くんじゃないか?って思うくらい変な音がするのだ。それに

車内には日本でも見た事のない料金メーターがあるし、イヤホンのついた携帯電

話もあるし、何よりも驚いたのが助手席に乗った夫に向かって「シートベルトをして

ください」と言ったこと。そんな台詞、半年ぶりに聞いた。当たり前だが高速道路を

歩いて横断しようとしている人もいないし、屋台を引いて歩いている人ももちろん

いるはずがない。


街中の様子・@ 街中の様子・A


空港からシンガポール市街地まで行く道路の両側にはたくさんの団地が建ってい

て、各家々のベランダにはイルミネーションをつけてクリスマスを祝っていた。そん

な風景にさえ感動してしまった。ホテルに着いたのは夜の9時半。チェックインを

していたら横にいた日本人の女の子2人組がホテルの従業員に「セブンイレブン

までどうやっていくの?」と聞いていました。え?今から歩いて行くの?と私は驚い

たが、シンガポールは夜でも歩いてコンビニにいけるくらい安全な国なんだと納得

しちゃった。その日は驚きの連続・・・日本では当たり前にできることができない、

ジャカルタに住んで半年、生活のリズムはすっかり変わってしまったのかもしれな

い。 


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