日本一時帰国日記

富山編

今年の富山は例年より2週間ほど桜の開花が早く、4月1日には富山市で、ソメ

イヨシノが満開になった。富山県の桜の見所は松川という川の近く、富山城の城

址公園である。松川にはこの時期観光遊覧船が出る。川面にうつる桜がこれまた

優雅でできれいなのだ。ちなみにこの観光遊覧船に乗ったことは、今までに一度

もない。いつか乗ってみたいなぁ〜。


富山城 富山城址公園の桜


松川沿いの桜


この日は松川の近くに出ていた屋台でたこ焼きを買って、あんずと2人で川原に

川原に座って食べた。近くには会社や市役所があって、昼食時になるとお弁当を

持ったOLさんや会社員でいっぱいだった。ちなみに、左の写真には船頭さんが乗

っているが、観光遊覧船は右の写真の屋根がついている船である。どちらかとい

えば、船頭さんがいるほうの船に乗ってみたい。この日は船着場に行列ができて

いたし、近くの茶店で売っているお団子は3本入りで600円とぼったくっていた。

この後、なぜか急に大仏がみたくなって高岡へ行った。高岡市は富山市から車で

20〜30分くらいのところにある、富山県第二の都市だ。その高岡にある大仏は

日本三大仏として有名だが、大きさでは日本で3番目ではないらしい。福井県に

に近年巨大な大仏ができたからである。でも歴史では、負けないわ!(笑)


高岡の大仏


ちなみに先日テレビでCX系で放送していた「金曜エンターテイメント」で「山村美

紗」の赤い霊柩車シリーズ」でこの高岡が舞台になっていた。片平なぎさや大村

昆がこの大仏の前で殺人事件の話をするという設定・・・するか?こんなところで

そんな血なまぐさい話。(笑)


大仏の内部 なんか恐い大仏様の顔


その後、せっかくだからと思い国宝の瑞龍寺にも足を伸ばしてみた。参道は随分

きれいに整備されていた。正門の前まで車で行けるようになっているので、その

まま行くと警備員というか誘導員さんらしき人がいて「ここに止めてもいいの?」と

聞くと「参拝されるならいいです」と言う。「参拝っって、もしかして有料?」と聞くと

「600円です」と言うではないか・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)そこでとってもセコイ私は、「ちょ

っと写真だけ撮りたいんだけどいい?」と聞くと、警備員さんは「いいいけど、早く

してね」と言ってくれた。ありがとう!じゃあ急いで撮るわ!・・というわけで2分で

撮影終了。本当はもっとお寺の内部も撮りたかったけど、杭の先には進めなかっ

た。


国宝・瑞龍寺の門


高岡を後にして家に帰ることにした。途中でお天気もいいし、「海を見にいこう」と

いうことになり、滑川の漁港へ行った。以前、この近くで働いていたことがあり、天

気がいい時はお昼休みにこの辺を散歩していたこともある。今の時期、富山湾で

はホタルイカが採れるのだが、港の近くには、ホタルイカミュージアムという博物

館もある。私は行った事はない。なぜならホタルイカが嫌いだから。関係ないか。

義母が「今の時期しか食べられないものだから」と言って、何度か買ってきてくれ

て、食卓に出てきたことがあるが、やっぱり1匹食べただけだった。嫌いでない方

はどうぞたくさん食べてください。(笑)


滑川漁港


車で家に戻る途中、魚津にあるミラージュランドという遊園地の前を通った。その

遊園地内には、不似合いなほど大きな観覧車がある。


ミラージュランドの観覧車


富山はチューリップの球根栽培が盛んに行われている。そのため、春にはチュー

ーリップが満開になって、まるで絨毯のようにきれいな光景を目にすることができ

る。4月上旬は例年ならまだ花の咲かない季節なのだが、今年はやっぱり暖かい

らしくチューリップも早く咲き始めた。そのおかげで、私たちは花を見ることができ

けど、観光農園や4月下旬にチューリップフェアを開催する県西部の砺波市などで

は咲かないように、、泥を冷やして成長を止めたりしているらしい。


チューリップ畑


チューリップは球根を育てるために花が咲くと、摘み取ってしまう。だから明日あた

り満開だ!と思って見に行くともうすでに摘み取られた後だったということがよくあ

る。

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