バリ旅行日記

第2日目

前の晩、目覚ましをかけ忘れ、モーニングコールも忘れて寝てしまったので、朝起

きたら9時半を回っていた。「ウェルカムフルーツ」を持ってきたホテルの人のノック

の音で目が覚めた。「ドントディスターブ」の札をドアノブにかけていたら、昼まで寝

ていただろう・・・朝昼兼用の朝食を食べていると、頬をなでる心地よい潮風を感じ

「ああ!リゾート地にいるんだなあ」としみじみ思った。


ホテルのウェルカムフルーツ


その後、カメラを持ってビーチに写真を撮りに行こうと歩いていると、「バリ名物三つ

編み&マニキュアおばさん」とインスタントタトゥお兄さんがやってきて「ミチュアミシ

ナイ?マニキュアヤスイヨ」と寄って来た・・・前にタトゥだけはしたことがあったけど

今回はマニキュアもしようかな?ともともと思っていたんだけど「あとでね」と言って

その場を去った。しかしそれがいけなかった・・・

写真も撮り終わって戻る時、さっきのおばさんに「マニキュアいくら?」とこっちから

声をかけた。するとあちこちからダダダ〜!と人がたくさん集まってきて、まるでレ

ポーターに質問攻めにあっている芸能人のようになってしまった・・・(笑)(←笑い事

じゃなかった)その時の画像がないのが残念だ。とりあえずタトゥとマニキュアをし

てもらったのだが、その間じゅう、アクセサリー屋のおじさんは横にいて「お土産に

買っていけば?」とか「アメリカ人にはもっと高く売ってるけど、あなたにはもっと安

くする」とか言われていた。ずっといらないいらないと言い続けていたら「じゃあいく

なら買ってくれるの?」と逆に聞いてきたので「1万ルピアなら買う」と私が言った。

すると「それじゃ何もできないよ」などと言う。「1万ルピアあればタクシーに乗れる

でしょ?」と言い返すと、もうそれ以上黙ってしまっていた。はっはっは〜どうだ!

まいったか!


そのときにしてもらったタトゥ


日本人旅行者はなんでもかんでも「安い」と言って、言い値で買ってしまうので、こ

な現象がおきているのかもしれない。だって「日本人=カモ」の式が成り立ってい

るんだもん。土産物屋さんにいくと、たいてい値札はついていない。お客の人種を

見て値段を言うらしい。日本人は一番その値段が高く設定されているらしい。以前

香港のホテルなどでそのような差別があって問題になった事があったと思うけど、

「物を見極める目」と「その土地の物価」などを知らない無知さや、「旅は恥の掻き

捨て」気分の旅行者によって、観光地の値上がりはこれからも続くんだろうか?

などと思った。


レギャンビーチ


マニキュアが終わった後、プールで少し泳ぎ、プールサイドのカフェでサンドイッチ

を食べてのんびりとくつろいでいると、日常を忘れてしまいそうになってくる。


サンドイッチの器がかわいい


その後前日に予約してあった、ホテル内のスパに行ったのだ!自分の好きな香り

のボディスクラブを選んだ後、スパルームに案内された。オープンエアの空間であ

りながら、外からは見えない造りになっていた。まず靴を脱ぎ、ジンジャーティーを

飲んでリラックスすることから始まる。それから花びらを浮かばせたフットバスに入

った。服を着たまま足だけをマッサージされることって、想像以上に気持ちいい。

かかとをやすりでこすったり、ブラシでマッサージしたり自分でできそうでなかなか

念入りにはできないことをしてもらう心地よさ・・・


フットフラワーバス フットマッサージ


それが終わると今度は着ていたものを全部脱いで黒いブルマーのようなパンツと

布を1枚渡されて着替えるようにと言われる。着替えて出てくると布を取ってパン

ツ1枚になってベッドにうつ伏せに寝かされる。う・・・ほとんど素っ裸・・・まずマッサ

ージオイルを塗って、全身バリニーズ・マッサージ。ヨーグルトやレモン、生姜など

でさらにマッサージ。これが30分。そしてシャワーを浴びてから、今度はフラワー

バスに入る・・・これもずっと憧れていた。お風呂にバラやランの花が浮かべてある

の〜キャ〜!見ているだけでワクワクしちゃう!心も体もリラックスできそう。しか

もスパルームはオープンエア。まるで露天風呂に入っているような、ゆったりのん

りした感覚になった。バリ風の音楽がかすかに流れるスパルームでフラワーバス

に入ったままジンジャーティーを飲んでいると、日頃の生活の中での緊張感やスト

レスなどが消えていきそう・・・


                  

ジンジャーティー 憧れのフラワーバス


フラワーバスを出たあと私は先ほどチョイスしたコーヒーをもとにしたスクラブ、マン

ディ・ルルール。マンディとは、インドネシア語でお風呂とかシャワーとか体を洗うと

いう意味で、ルルールというのはスクラブのことかな?私は、コーヒーの香りをベー

ースにしたスクラブを選んだ。他にもお店によってはターメリックや白檀、ココナッツ

などいろいろあるらしい。機会があったらいろいろ試してみたいな。隣のベッドでは

友人がフェイシャル・マッサージをしてもらっていて、ミイラのようになっていた。

私のマッサージは指圧を取り入れたものだったので、体の関節がばきばき鳴って

すごく気持ちよかった。視力が悪いせいか、私は中学生の頃から肩こりがひどか

たんだけど、誰も揉でくれる人がいないし、例えいたとしても結局は素人なのであ

まり上手ではなく、揉み返しがひどくて余計痛い思いをしただけだった。だからこの

マッサージは嬉しかった。


ディスプレイ用のマッサージオイル


身も心もリラックスした後は夕食。この日はホテルのレストランでのレゴンダンスを

見ながらの夕食を予約してあった。私はバリに来るのはこれが3回目だがレゴン

ダンスを見るのはこれが初めてだった。しかも料理は伝統的なインドネシア料理の

料理のビュッフェディナー。私はインドネシア料理というと「ナシゴレン」(インドネシ

ア風炒飯)か「ミーゴレン」(インドネシア風焼きそば)しか食べたことがなかった。

インドネシアに住んでいるくせに?と思うかもしれないけど、そういうもん。近すぎて

行かない観光地のようなもんかな?(笑)その他の理由としては「美味しいのか不

味いのかわかんないから食べない」というかなり消極的理由・・・(笑)


煮込みハンバーグバリ風 サテ・アヤム


ちなみにイスラム教では食べない豚もヒンズー教徒の多いバリでは食べるのだ。

オメデタイ時にこんな風に丸焼きにして食べるらしい。

バビ・グリン スイカをくりぬいたもの


激甘デザート レゴンダンスのメンバー


この後、夜のプールでひと泳ぎした。プールは夜8時までだったけど、何人か泳い

でいる人がいたし、ホテルの従業員も「時間外だからダメ」などということは言わな

い。プールに浮かんで夜空を見上げると、星が見える。ジャカルタでは空気が汚れ

ていて、あまり見ることのできない星空。南半球では北半球で見ることのできない

南十字星を見たい!と思っていたけど、どこらへんで光っているのか、いつの時期

に見えるのかわからないので、確認はできなかった・・・(笑)

そう言えば、この日は一日じゅうホテル内で過ごしなぁ。「買い物!ゴルフ!クル

ージング!」と飛び回っているバリもいいけど、こんな風にのんびり過ごすバリも、

サイコー♪


夜のプール


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